20230702_アルケミラ(涼)

・日記

リーガルリリーの野音ワンマンを観に行った。ギターの音が良い。中盤の涼しくなってきたところで聴いた「アルケミラ」がとても良かった。「東京」の入りもかっこよかったです。

間にMCが一度入るだけで、残りはほぼ歌と演奏のみのストイックなライブだった。やっぱりこういうライブが好き。一方、これも好みの問題でしかないんですが、アンコールのMCがその人の世界観を特に翻訳せずにそのまま喋るタイプのMCで、最後に若干距離を感じてしまった。自分が基本的にMCをあんまり聞きたくないのは、言ってる意味が分からなかったり共感できなかったり、良いこと言おうとしているのに上手く喋れていないのを見ていたたまれない気持ちになるのが嫌だからなんだなとこれまでの経験を踏まえて思った。

前の人の帽子と重なって演者があんまり見えなかったり、曲の雰囲気を作る繋ぎの間で演者の名前を大声で呼ぶ人がいたりと、ライブにのめり込みたいのにそうできない場面が何度もあったのも体験として残念に感じた。ライブはちゃんと良かったけど色々相まって「次にこのバンドのライブに行くのはめちゃくちゃ気に入った曲が出来た時でいいかな」に落ち着いてしまった。とりあえずまた持ってるアルバムを聴き返そ。

 

家族と「歌詞を読み上げてその曲を当てるゲーム」をやった。ニノの番組?でやってた?らしい。又聞きなのでなんも分からん。

自分はスピッツを読み上げていたんだけど、スピッツの歌詞めっちゃいい日本語ですね……。メロディをつけずに歌詞を読むので、より言葉として入ってくるのが不思議な体験でした。イントロクイズとはまた違った面白さがあります。あと、「メロディどんなだっけ???」という事態も起こるのでクイズのあとに曲を聴くこともあるんですが、自分の声で読み上げた後にマサムネさんの歌を聴くので「歌うま」という実感も強烈に湧いた。

いくつかのアーティストでやってみて、歌詞の書き方にもやはり特徴があるんだなと改めて感じた。UNISON SQUARE GARDENは短いキラーフレーズが随所にあるし、the pillowsはエモーショナルだけど使っている言葉は難しくない。

楽しい遊びでした。お互いの分かる曲が大体一緒ならアーティストを縛らなくてもできそうだけど、難易度めちゃくちゃ上がりそう。