20231003_内の定

・日記

内定をもらった。やった〜。

昨日面接についてなんとなく振り返っていたので、就職活動全般を振り返ってみようと思う。

 

・春〜初夏

仕事を辞めた。短期バイトをした。旅行した。コロナに罹った。転職活動はしてない。

 

・6月〜7月

転職活動を始める。特に「この仕事をしたい」なんてものはなかったので、リクナビNEXTで経歴を書いて、おすすめに出てきたり、オファーが届いたりする求人を見て出すところを決めた。このやり方は最後まで変わらず、内定までの間に選ぶ基準の方が変わっていった。

転職活動を始めてすぐは「働く業界を変えたい」と思っていたので、未経験の業界へたくさん応募していた。15社くらい出して書類が通ったのは5社で、通ったのは経験がある業界か人の足りてなさそうなベンチャーくらい。面接もうまくいかず、早くも心が折れかける。

そのうち1社、それなりに大きな企業からなぜか内定をもらったが、期限の決まった契約社員だったのでどうかな〜と思い辞退した。なら出すなよと死ぬほど申し訳なかったし、このあとしばらく内定が出ない時期が続いてだいぶ後悔した。これ以降、応募する段階である程度絞ることを決める。

また、転職活動を始めてすぐは、面接の際に仕事内容のことより服装や勤務時間などを聞いていたのだが、どう考えても心象が良くないと思い直してその手のことを最初のうちから聞くのは辞めた。これに関してはバカか?としか言いようがない。

 

・8月〜9月中旬

8社くらい応募して、書類が通ったのは5社。役員面接まで進んだのが2社。6〜7月での経験を踏まえ、「書類が通らないと話にならない」と思ったので志望業界を前職と同じにしたところ、門前払いはかなり減った。書類はこの時期から志望動機の欄以外ほぼ使い回している。

元々は働く業界を変えたいと思っていたので、ここで折り合いをつけるにあたって、「業界全体が嫌なのか、仕事内容が嫌だったのか」を精査した。その結果、同じ業界でも職種を変えればいいと思うようになった。ここがターニングポイントだったと思う。

これでようやく面接の場数を踏めるようになり、少しずつ面接における自分の型を作れた。一方で、最初は自分が話すことに精一杯で、受け答えが微妙にズレたり、考えてなかったことを突かれるとしどろもどろになることもあった。そこで経歴や自己紹介をテンプレ化し、かつ考えなくても話せるレベルに落とし込んで、あとは相手の話を聞くことを意識し始めた。

退職理由やしんどかったことを素直に話しすぎて落ちたっぽいなと思うことが何度かあったので、そのへんを就活用に整えたのもこの時期だった。

しかし志望度のかなり高かった2社は面接であえなく撃沈。落ちてすぐはショックで不貞寝した。それでも、やるべきことが掴めてきたことで、これまで落ちたところも「自分よりふさわしい人間がおったんやなあ」と冷静になり始め、クヨクヨしなくなった。

 

・9月中旬〜

4社応募して書類通過は3社。このうち1社から内定をもらい、そこに決めた。序盤に内定辞退したところより条件面でも良い待遇になったので、結果論ではあるが迷った時に妥協せず続けて良かったと言えそうです。

焦っても無駄っぽいと思うようになってからは面接の準備もそこそこで済ませた。話す内容も毎回そんなに変わらなくなったので、相手からの質問にちゃんと返答することに脳みそのリソースを割けるようになった。面接も安定して話せるようになったので、落ちても「合わなかったんやな」で終わりほとんど凹まなくなった。内定もらったところも「これは通るだろうな〜」と話しながら感じていた。この感じで話せてたら9月に落ちたあの2社はどこまで行けたかな〜とはちょっと思っている。

 

・総括

だいたいこんな感じであった。志望業界・職種が定まった後は、業界経験で下駄を履いて面接の数をこなし、面接において相手から自分はどう見えるかという意識を手に入れてアップデートしていくことで選考の通過率を上げていった、というのが今回の就活のストーリーと言えそう。自己分析とそれを就活用に整える作業を早くから正確にできていればもう少し苦労せずに済んだかも。新卒のときもこんな苦労したな……と思った。前職は業界内での認知度は悪くなかったので、そこはラッキーだったなと思う。

また、内定を出してくれたところは、経歴書に書いた中でも「こちらから一から説明するのは怠いんだけど分かる人には分かる実績」を拾って話を振ってくれたりして、するとこちらもやったことを話しやすいので良い印象を持ってもらいやすかったと思う。面接で向き合う人との相性って大事なんだなと思ったりした。

 

そういえば、転職エージェントも何社か使った。エージェントの方と話すことで自分の中で退職理由や志望動機などに整理をつけたり、求人をいくつか紹介してもらって面接を受けたりもした。しかしあんまり頼れる気もしなかった(連絡します〜と言って以降音沙汰なしとかよくあった)ので、9月からは使っていない。自分に市場価値があると判断されれば連絡してくるだろうと思うし、内心「こいつに労力割いてもなあ」と思われながら手助けしてもらうのは癪オブ癪なので、こちらからも連絡は一切しなかった。これは被害妄想かもしれない。他の人がエージェントの方とどう向き合ってるのかは知らないけど自分はそんな感じでした。

 

何はともあれ一安心です〜〜〜。今度は辞めずに働き続けたいし転職活動するにしても働きながらしたいです。

あと勤務はちょっと先になりそうなので10月は遊び倒す。