20230921_ここではない

・日記

これから一切使うことがない、なんてことはありえないだろうと思い、Excelの教本を買った。たぶん中級者向けくらいのやつ。

最初はインターネットで勉強できそうなものを探してみるか〜と思ったけど、選び放題すぎて逆に困ったのと、特定の情報が欲しいのではなく、現状はある程度網羅的に把握したいという段階なので、インターネットの情報を漁って必要か不必要かを判断する時間は無駄だなと考え、本屋で目次を見てとパラパラめくってみての感覚を確認して買う本を決めた。本という媒体の便利さを体感したし、これを的確に作るために必要な情報を集めて編んでいくのが本来の「編集」というものなのかなと思った。無軌道無制限に情報を載せることはできないので、情報の精査が必要になってくる。これを適切に行えるのがプロの編集なのだと思う。

話が逸れた。本を買ってとりあえず四分の一くらい触れてみて、自分がExcelを如何になんとなくで使っていたのかがよく分かった。なんでこんな現象が起きるんや、と思っていたことにもちゃんと理由があった。そんなの当たり前だし、なんならExcelを開いてるその板でなぜそれが起きるのか調べればすぐ解決する話ではあったのだが。

Excelに限らず、知識を持っていて、その知識を適切に用いれば解決する問題というのは、勉強さえすれば良いので気が楽だな。何か資格でも取ろうかな。

 

ストレイテナーの『STRAIGHTENER』、めちゃめちゃ良い。四人体制になった『Nexus』からの方向性の、ストレイテナーのソリッドなギターロックにおける一つの到達点という感じがする。実際この次のオリジナル・フルアルバムは『Behind the Scene』で、本作に比べるとリズムなどにより大きなスケールを感じるようになり、歌メロにおいてもキャッチーさが増していく。そう言った意味でも『STRAIGHTENER』でこの音楽性は「やりきった」感じがあったのかなと感じた。これをちゃんと聴いてたらベスト盤の時に投票する曲変えてたかも。

あとストレイテナーの曲、歌詞が同時代的ではないのがすごく今の気分にハマる。固有名詞から自分の生活圏を思い浮かべるより、寓話的でも幻想的でもいいので、ここではないどこかの情景を思い浮かべたい。そういう点でPeople In The Boxも最近の好みに合う。そしてどっちも聴きながらだいたいアークナイツのことを考えている。