20230803_ときめき

・日記

別のTwitterアカウントの、2016〜2017年頃のツイートを呻きながら消していた。当時のツイートでも就活に苦しんでいた。変わってないなあと思った。

 

録画したまま見ていなかった『リコリス・リコイル』の12,13話をようやく見た。千束が良いキャラだったな〜と思います。作画も良いし楽しく見ていた。一方で、話が進むにつれて見えてくる世界観がどうにもざっくりしてきたな〜という感覚が置きっぱなしにしていた理由だったと思う。時間を置いた結果、今回残りを見ながら「これ何やってたんだっけ」とは正直思ったけど、なんとなくでも退屈せず見れたので良かった。

 

激走戦隊カーレンジャー」を聴いて改めて良い曲だな〜と思った。

《夢見る君が ときめく君が 明日のヒーロー》

という部分が、フレーズごとに入りの音が上がっていく高揚感と歌詞の前向きさの掛け合わせですごく良いなといつも思う。Twitterとかでも語ったことがある気がする。ここをふと聴くたびに「人生ときめきが大事なのかもな」と本気になる。あるいは何かにつけてそういう選択をしがちな自分を肯定している。(なんか良いな)をあとで理由づけしてコーティングするような感じ。

でもここ、二番では

《自分にもある 弱さを知れば ほんとのヒーロー》

と、前向きなだけでは足りないよと否定はせずに教えてくれる。なんて良い歌詞なんだ。

この曲の作詞者は森雪之丞という超大御所である。俺が知ってるだけでも、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」も「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!」もこの方。

「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!」の

《生まれた…国が違う ギャグのツボも文化も違う でも二人が手を繋げば無敵ってわけ》

もあまりに良い歌詞すぎる。説教くさくなく、すごくナチュラルに多様性を認めていきながら、《犬喋れば ワンだフルでしょ》などのユーモアも忘れないこの曲の歌詞もとても好きです。女児向けアニメの主題歌として、難しい言葉を使わずにとても大事なことを教えてくれる。歌詞の持つ可能性を感じていつ聴いても感動します。

いつもの日記のときはともかく、他人に読んでもらうことを意識した文章を書くときに「誰に向けた言葉なのか」「伝えたい人に伝わるか」ということを考えるのは、この「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!」の歌詞にかなり影響を受けているかもと今回改めて文字に起こしてみて思いました。