20230708_Ninjasブッ込ムgo now

・日記

高校生の頃the band apartを知り、今日までなんとなく聴き続けている。かっけ〜、うめ〜、日本語の歌詞俺はかなり雰囲気好きだな〜、と長いことふんわり聴いていて、しかしライブはロッキンで一度見たきりだった(たぶん)。

今日はSAKANAMON主催の対バンライブにthe  band apartが出演した。SAKANAMON藤森さんが「光の中へ」をぼざろに書き下ろしたと知ったタイミングでチケットを申し込み、『「星座になれたら」はぼざろ版「夜の向こうへ」みたいなもんだし実質ぼざろ対バンじゃんね』と一人で思っていた。超サムいのでTwitterでは言わないようにしてましたが。

それで(おそらく)初めてライブハウスで、1時間くらいのそこそこ長尺でthe band apartを見れたんだけど、これが本当に素晴らしかった。なんとなくかっけ〜、うめ〜と思っていた演奏を目の当たりにすると想像の何倍もすごかった。変拍子もキメだらけの曲も涼しい顔で乗りこなす。どの楽器も手数がすごすぎるのにドヤ顔感がまるでない。必然であるようにやってのける様にワクワクが止まらなかった。荒井さんの正面あたりにいたので手元がよく見えたんだけど、歌っている間も弦を押さえる左手が動き続けているのがもはや気持ち悪いくらいだった。フェスでもすげ〜いいなとは思ったけど、あの時は尺的にも知ってる曲を聴いて盛り上がるのが精々だったし、今回一時間も見れたのが本当に幸運だったと思う。知らない曲もかなり多かったんだけど、むしろ掘り下げるきっかけができて嬉しいくらい。帰りにさっそく去年のアルバムを買った。Spotifyでたまに聴いてたけどやっぱり手元にある方が断然聴くので。バンアパ、ライブで聴いてみたい曲がありすぎるし次はワンマンとかで見てみたい。

SAKANAMONは「裏鬼門の羊」がライブで聴くとより歌詞・演奏にユーモアを感じられて良かった。あと声が良い。がなる一歩手前の荒らいだ声も格好良いし、ミドルテンポの曲やバラードも聴かせてくれるなあと思います。「光の中へ」のセルフカバーも初披露してくれましたがなんとも難しそうでした。3人でやる曲ではない。とはいえより精度が上がったものをまたライブで聴けたらいいなあとはちょっと思っています。サビの「本当に好きな音」の部分、結束バンドで聴いた時から藤森さんの声が聴こえてくるようなメロディだったので、想像した通りのものが聴けて満足。