20230729_いつまで

・日記

配偶者の祖母に初めてお会いして、挨拶をした。孫(つまり私の配偶者)と久しぶりに会った彼女は見るからに生き生きした様子で、最近のことを孫に話して聞かせていた。目がキラキラしていて、心が浮き立っているのが見て取れた。その横では、義父が義叔父のことを「兄さん」と呼んでいる。普段なら時間の流れのなかで変わる物事に意識が向きがちだけど、今日は流れていく時間の中でいつまでも変わらないものがあることや、その強度に少し感じ入るモノがあった。きっと余所者としてその場にいる感覚が余計にそうさせた。

私も帰り際に義祖母と「元気でね」「おばあちゃんも」と握手をした。耳の遠い彼女に声を張って応えたが、きちんと聞き取れていたかは分からない。まあお互い笑顔でいたので、言いたいことは伝わっていたと思う。

 

私の祖母は先日「生きてるのが辛い」と口にした。あの時どんな顔をしてたんだろう。近いうちに会いに行ってあげたいなと思った。住んでる土地からは遠く、日帰りは現実的ではないので、一泊するついでにその土地のライブにでも行こうかな。