20240214_本気で生きてみるなら

・日記

「できないことは当たり前なんだからやれることをやろう」と前向きになろうとしている。前向きになろうとしている時点で今が前向きなわけではない。わはは。なんとな〜く「こいつは……もしかしたら仕事をしてくれるかもしれない……」と思われ始めている気がしないでもないが、そいつ今朝転職サイト眺めながら通勤してましたよ。わはは。

ここまでライブ見る前に書いた文章。

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ここからUNISON SQUARE GARDENa flood of circleのライブを見た感想。

15年前にユニゾンがafocと対バンする時に新曲できたっつって披露したのが「mouth to mouse(semd you)」とMCで聴いて才能マンすげ〜と思いました。なんかそれ聴いた瞬間ある種の諦めがついたというか、すげえやつは若い時からすげえんだなと思った。俺もう30になるけど特になんも成してないし。

「場違いハミングバード」「フルカラープログラム」聴けたのも嬉しい。久しぶりに聴いた!「場違いハミングバード」では「ひえっ」と声が出た。オタク。「桜のあと(all quartets lead to the?)」も久しぶりな気がするけどどうだっけ?「サイレンインザスパイ」もやってCITSリバイバルの視野に入れた感じでした。なんにせよ良いライブ見ました。a flood of circleがカバーしてた「WINDOW開ける」はやらなかった,バレンタインにかこつけて「メカトル時空探検隊」やるみたいなこともせず。そういえばユニゾンってこういう時ただ媚びたことしないんやった。「フルカラープログラム」はカバーもあるけどライブの最後の曲っていうユニゾンだけでのストーリー作っていたし。

あとなんか後ろの方で誰かが怒ってんの聞こえた。こわいこわい。

 

a flood of circle。音がバカでかくて耳栓あってよかった。なんか前の方のブロックの後方にスペースがあってストレスフリーに見れた。

すげえスウィートな、良いメロディ書くな〜と「ホットチョコレート」の時に思った。これ含め、ライブで初めて聴いた曲もちらほら。「Honey Moon Song」はたぶんはじめてか、そうでなくても印象には残ってなかったけど、これもすごくよかった。「キャンドルソング」はゴッチ節がすごくて笑った。好きだった。そういう記名性込みで行うことにこそ関わる価値があると思う。どうせ佐々木亮介が歌うと佐々木亮介の歌になる、というのもある。

「月夜の道を俺が行く」「本気で生きているのなら」をライブで聴くたびに俺ももう少し歯を食いしばってみようかという気持ちになる。しかし歯を食いしばって何を頑張るんだ?とりあえず目の前のことを耐えるような歯の食いしばり方をするならば、目標に向かって歯を食いしばってみた方がいいのではないかと思うが、しかし本気になりたいことはあるだろうか。音楽をこれからも楽しく聴く、ライブに好きな時に行ける、好きな本を買える、これらを気持ち良く楽しむ精神を保つ→そのための障壁をできる限り取り除き続ける、が当面の方針にでもなるだろうか。う〜ん?わかりません。今考えながら少なくとも朝に考えていた「やれることをやろう」がここで言う「本気」と結びつかないのはよく分かった。「やりたいこと」じゃなくて、「やれることをやる」時点でなんか妥協っぽいニュアンスが自分の中にあるみたい。

それはさておき。そういうことを考えもするが、a flood of circleのライブは現実に立ち向かう気力をくれる気がしており、そういうところにここ一〜二年の自分は結構救われていると思う。生きてる自分で転がり続けるしかないね。